Holistic Architecture Lab のHPを新たに再開しました
ゼネコンの建築設計部で、プロポーザルから、企画計画、基本、実施設計、そして工事監理や保全計画に至るまで、建築空間づくりにトータルに取り組んできました。
プロジェクトにおいて、各段階のフェーズはいずれも大切なプロセスですが、特に初期段階での組み立てが、最終的な建築の完成度に大きな影響を与えます。初めの方針が適切でなければ、出来上がりも決していいものにはなりません。
要求条件、その土地の環境、時代背景、建設条件を踏まえ、完成後の運営までを見通して、一気通貫されたテーマとプログラムを組立てることが、幸せな建築づくりには欠かせません。
そして幸せな建築は、テーマ（思い）によって、機能、性能、様相がひとつに融合して、全一的な調和美が感じられ、わくわく感や心地よさといった喜びの感覚が得られるものだと思います。
今一度初心に帰って、感動的な建築遺産や作品、現代の建築技術や素材、建築へのテーマや思い、そして建築手法を、トータルに見つめ直し捉え直す作業をしてみたい。心地よく幸せな建築を再現して創り出す方法の探求です。私自身の温故知新の作業ですが、将来の建築や家づくりにつなげたいと思っています。
また、建築を学ぶ若い人たち、これから建物を建てる計画している方や自らの家を建てたいと考えている方にも、高い満足感が得られる建築を実現するためのノウハウとして、参考になりお役に立てるものと確信しています。
ご覧いただき、誠にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。
コメント