西洋建築史ゴシック建築 サント・シャペル 出典:Pixabay photo by PeterG63 はじまり パリ周辺のイルドフランスでは、西フランク王国を継ぐフランス王権が拡大し、安定した社会基盤をつくった。商工業中心に経済が発展し、自由自治による都市が生まれる。修道院が農業生産技術を改良し、食料が豊富になり人口が増え、余剰人口が都市の成長を促した。カトリック教会は、都心部に司教座を置き大聖堂を建てた。… 2023.04.24 2023.09.02西洋建築史
西洋建築史ロマネスク建築 ダラム大聖堂 出典:Pixabay (photo by Rudy and Peter Skitterians ) ロマスネク建築の開花 11~12世紀は、キリスト教を精神的な基盤として、統一的なヨーロッパ世界を形成した時代であった。「神の家」の建設を目指し、重厚で閉鎖的な印象をもつ教会様式を築いた。 木造天井に加え石造天井の教会建築も登場する。地方色が強く典型的な様式には… 2023.04.15 2023.09.02西洋建築史
西洋建築史プレ・ロマネスク建築 アーヘン大聖堂 出典:ウィキペディア ゲルマン人の登場 375年、ローマ帝国の北西部にいたゲルマン民族は、東方から西進した遊牧民フン族に押され、ドナウ川国境を越えて帝国領内に大挙して侵入した。476年、西ローマ帝国は滅亡し、古代から中世へ時代は移行する。 ゲルマン諸族は移住を繰り返し、6世紀末ごろまでに各地に定着し、今日のフランスやドイツ、イギリスにつながる部族国家を建設す… 2023.04.12 2023.09.02西洋建築史
西洋建築史イスラム建築 イスファハーンのイマーム広場 出典:NPO法人 世界遺産アカデミー イスラム教の世界 610年、イスラム教の教祖ムハンマドはアラビア半島のメッカで布教を始めた。後継者たちによるウマイヤ朝、アッバース朝を経て、アジア・アフリカ・ヨーロッパの3大陸をまたがる帝国の基盤となる宗教になった。13世紀異民族の侵略で、アラブ帝国は東西その他に分割され解体される。中世後期のイスラム世界では、オ… 2023.04.02 2023.09.14西洋建築史